今回は、EA BANK のEA選別および設定についてお話していきたいと思います。
では、早速・・・といきたいところですが、
まず、そのお話をする前に、話さなくてはならないことがあります。
それは、
EA BANK詰め合わせ運用というのは、わたしが考えた訳でも何でもなく、
KOWさんというEA開発者さんが検証して結果を出していた方法をパクった真似したもの
ということです・・・😅
つまり、大前提として、KOWさんの考え方が大事になります。
わたしなりに解釈した形でお話ししますが、重複する部分もでてきますので、
先に、KOWさんのEA BANKにおける考え方・方法を知りたい方はこちらをお読みください
⇒https://kowblog.com/1799.html
また、KOWさんはメルマガもやっており、定期的にEA(FX自動売買ツール)の無料プレゼント等もあるので、
興味あるようならメルマガ登録してみてください。
⇒https://unison-ag.com/l/c/LY3Szak7/jQKjEcZA/
FX界隈に対するリテラシー向上にも繋がるし、勉強になります。
(わたしも読者の1人です)
EAの選び方
話を戻します。
まずは、EA BANKの数あるEAの中からどのEAを選ぶのかという話ですが。
- グリッド系含めナンピンするタイプのものは除外
- バックテストとフォワードテストの差異が大きものは除外
- フォワードテストのドローダウンが大きいものは除外
グリッド系とナンピンするタイプは除外
EA BANKのEAは詰め合わせでポートフォリオを組んで戦う戦略を考えてるため
リスクは限定的にする必要があります。
ですので、リスクが大きくなる可能性のあるもの
つまり、説明欄でタイプがグリッド系となっているEAとナンピンするEAは除外します。
バックテストとフォワードテストの差異が大きものは除外
次は、フォワードテストとバックテストを見ます。
EA BANKは、審査が厳しいこともあり、基本バックテスト上は優秀です。
なので、バックテストの詳細までは見ません
いや、厳密に言うと、
詳細も見るべき、できれば、自身でTDSとか使って長期バックテストを行い検証する
ぐらいが正解なのですが、鬼のような数のEAをバックテストして詳細までは見る手間は省きたいので、ザッピングします。
ということです。
ちなみに、個人的には、下記の順で信頼性が高いイメージです
リアル口座での実績 > フォワードテスト > バックテスト
※EA BANKのフォワードテストはデモ口座となるので、スリッページ等は加味されていないと考えてください。
ですので、
ザッピングで選んで、リアル稼働させてサンプル集めてから厳選すれば良くね?
というのがわたしの戦略になります。
というわけで、
バックテストのグラフとフォワードテストのグラフだけ見ます。
EA BANKの公開されているバックテストは、10年以上の期間で設定されていて基本右肩上がりになっています。
しかし、EAによっては停滞期があったりします。
横ばい、もしくは一時的な右肩下がりの期間のことですね。
それを大体でいいので把握します。
次に、フォワードテストをみます。
この時、順調に右肩上がりならOKなのですが、
そうでない場合、さきほどの停滞期間と比較します。
停滞期間よりフォワードテストの結果が良くない期間が短ければ、
想定内という話になります。
もし、逆であれば、想定外となり、そのEAは避けたほうが良いということになります。
フォワードテストのドローダウンが大きいものは除外
あとは、フォワードテストのドローダウンを見ます
ここで説明しておきたいのですが、
EA BANKに登録されているEAは、デフォルト設定で10年間のバックテストを行った場合、
ドローダウンが1000ドル以下でなければ審査通過しないというルールがあります。
ですので、公開フォワードテストの10年無い期間の中で、ドローダウンがどの程度発生しているのかを確認します。
フォワードテスト期間内におけるドローダウンの回数・程度を確認します。
それでリスクが大きいと感じるEAは省きます。
以上がわたしなりのザッピングEA選定となります。
EAの設定について
EAの設定については、LOT設定以外はデフォルト設定です。
開発者さんがベストと考えるものがデフォルト設定なので、
それ以上いじる必要はないと考えてます。
もし、最適化なんかした日には過剰最適化となる恐れも出てきますし。
特に、このあたりは経験多きベテランさん以外は触らない方がベターだと思います。
lotについては、
先述した
デフォルト設定で10年間のバックテストを行った場合、ドローダウンが1000ドル以下でなければ審査通過しない
ということを考慮して
1つあたりの最大ドローダウンを20%程度となるように設定します
つまり、証拠金1000ドルでやるのであれば、デフォルト設定のlotの5分の1で設定します。
証拠金2000ドルであれば、デフォルト設定のlotの5分の2で設定ってことです。
この時、もし、デフォルトのlotが0.01のように割ることができない場合、
そのEAは、資金管理の点から除外します。
以上がEA BANK のEA選別および設定についてのお話となります。
1つの口座に何十個もEAを詰め合わせて破綻しないのか?
とここまで読んで疑問に思った方もいると思います。
結論から言いますと、
「ぶっちゃけわかりません💦」
為替市場の未来なんか分からない以上、
正直、分からないのです。
が、このEA BankのEA詰め合わせは、
バックテスト上の数値からの判断とは言え
- 各EAは10年以上の右肩上がり(下記で紹介している有料noteの一覧で言えば、公開フォワードテスト上、ドローダウンの深いもの、成績の微妙なものは除いている)
- 1つあたりのEAの最大ドローダウンをバックテストの最大ドローダウンの20%に抑える
- 万が一、あるEAたちが、バックテスト並みの最大となるドローダウンとなっても、他のEAでカバーしてドローダウンを抑える=EA群として右肩上がりを狙う
という戦略となります。
もちろん、市場は生き物ですので絶対はありませんが、
期待値を追うには十分な戦略と考えてます😎
実績データ一覧と分析ツールを有料公開
と、ここまで説明しましたが、
もし、上記の内容で選定して実績を集計したデータがあったらほしいですよね・・・
という訳で、用意しました!
有料にはなってしまいますが、
分析ツールをおまけに搭載した実績一覧を公開しております。
⇒https://note.com/nari7/n/nab1bf7bd28da
選定方法はご説明しましたので、あえて購入する必要もありませんが、
購入すれば、実績データや分析ツールを利用できるので、時間と労力をショートカットできると考えていただければ幸いです😊
※実績は、2023年中は定期的に更新するつもりでいます。
コメント